ナメロウです!
日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか…
さて、しばらく前の事になりますが、18歳の大学生が大学を中退してレールに乗らずに企業するとブログに投稿した事がはてブ界隈で話題になりました。
ふと、その事を思い出したのでナメロウも思うところを書いてみたいと思います。
すっかり時期を逸した感はありますが…
え?なんで思い出したかって?
それは、近所のケーキ屋にケーキを買いに行ったとき、ショーケースのロールケーキに「ルーロー」と書いてあるネーミングセンス…いたって感銘を受けました。
ロールケーキ?⇨ ルーロー…
ロール? ⇨ ルーロー … ( パイオツみたいな? )
… 素敵です!
ロール…
ルーロー…
レールー…
…なんか響きがにてますよね? …にてますよね!?
そう、ロールケーキを見て、レールに沿ったつまんない生き方についての話題を思い出しました。
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レールの沿うのやめていきなり起業したって良いと思います
18歳大学生の彼ですけど、賛否両論あるみたいですが、起業する事が間違っているわけではないと思います。むしろうらやましい!確かにこの時代必ずしも就職すればよいということでもないですし。
ただ…ナメロウか親だったらとりあえず止めるでしょうね。普通に。だって学費(お金)がもったいないじゃないですか。え?それにやはり親としては堅いと思われる道を辿って欲しいと思うでしょう。
それでも、ナメロウは彼の思うようにして良いと思います。絶対にそう思います。親の言う事なんて聞く必要はない。リスペクトを込めて。
お金の話をしましたが、リスク管理だけはしっかりすれば良いのではないですか。起業するにあたっての資金ですけど、借金とか他人と共同出資とかトラブルの元になるような事に気をつければ…要は、もし失敗したとしてもその後に極力ダメージを受けないようにできるのであれば、チャレンジしてしまうのが吉だと思います。
今時はリスクを押さえて起業する方法が、昔に比べるといろいろありますし。
レールに添いたくても添えなかった
一方私ごとですが…私ナメロウはレールに添いたくても添えなかった。若い時は ( 20代の頃 ) ずっとレールに乗りたいと思っていました。
大学は卒業しましたが、定職につかずバイト生活の毎日…20代はほぼバイトをしていたんですが、根気もやる気もない自分が悪いのですけと、就職したい…定職につきたいとずっと思ってました。
やる気もないし、熱意も根気もない… どんな仕事もに対しても興味がない…まあ正直働きたくなかったんですね…そんな若者でした。
いまでは無論就職しています。
就職したのは、30代になってから… 田舎から東京に来て、やはりバイトなんかして遊んで、その内契約社員になって、そして正社員になりました。
今は結婚して子供もいます… ので、ようやくレールに沿ってるのかな?でも結局この歳になっても、レールに乗ってる実感なんて無いんですよね。
つまり、20代を無為に過ごして、なんの後ろ盾もなく30代で就職したとしても、まあまあ人並みに近い生活は送れると思います…多分。
だから若いうちに挑戦できるのなら挑戦すれば良いと思いますし、それでもし失敗したとしても借金が残るとか、その後の人生に負担になる様な負債がなかったら、別に何にも問題ないんじゃないですか。
20代で失敗してなにも成し遂げられなかったとしても、得るものがなかったとしても… ナメロウよりマシです。ナメロウは挑戦も失敗も何にもなかったからね…何か問題でも?
だから、若くて勢いででも「就職なんてぬるい事してんらんねー!」「起業じゃ!起業!」って熱意があるのはとても眩しいし、うらやましいですね。
レールに沿うことがつまらないなんてことはない
ここからちょっと反論めいた事を書きます。
「レールに沿ったつまらない人生」って言葉がありました。「つまらない」の反対は普通「おもしろい」ですよね多分。レールに沿って就職するのがそんなにつまんない?そんなに面白くなさそうなのかな~?とは思います。
つまらないって何だろう?
順風満帆で安定した収入?、保証された生活?刺激がなくて面白くなさそうですかそうですか…
でも…
それはあやまりですね。やりがいのある仕事、おもしろい仕事、そして刺激的な仕事はたくさんあります。普通に就職しても能力がある人ならば難しい事を任されますし、おそらくそれに応じた収入を得られるでしょう。( 一概には言えませんが… )
「レールに沿ったつまらない人生」って言うのは、いろいろ間違っているので、ここはよく考えてみるべきです。
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レールに乗っても茨の道
また、レールに沿って生き、順風満帆に生きている人…そういう優れた人たちがいかに大きなプレッシャーにさらされているか…
特に大企業に勤めて順調に出世されている方々は、想像を絶する重荷を背負わされているものです…例外なく。
ナメロウみたいに中途半端なポジションから彼らに接していますと、申し訳ありませんが彼らが気の毒に思える事もあります。順調にレールに沿っているようで脱落される方も少なくないです。( 本当に多いです 洒落にならないぐらい )
起業してもプレッッシャーはあるでしょうが… 就職したって、優秀な方 ( 起業して成功できるような ) ほど重責を担う事になります。それは、会社がほっとかないからです。あたりまえに優秀な方ほど責任を背負わせます。みんなで豊かになるために。
見方を変えれば、レールに沿うのも十分刺激的で、仕事にやる気があれば面白いことがあります。そして緩いことなんてないです。
レールに沿い続けるのも至難の技
レールから脱落する事についてもう少し書きます。レールに沿い続けるのも大変です。いろんな理由でレールから脱落してしまします。
勤続年数が上がってくると、マネージメントできる人できない人で差がつきます。
先に書いた通り、マネージメントができる人、人の上に立つことができる人であれば重圧が課されるでしょう。… 莫大な予算を任され、気が遠くなる様なノルマを課されます。出世したらしたで潰れてしまう人も当然います。
逆に平止まりで平気な人もいれば、それが居心地が悪くて辞めざるを得ない人もいます。会社によっては、肩たたき、リストラの対象になってしまうかもしれません。
また、本人の能力とは別に、家庭の事象など、レールからの脱落を余儀なくされる事は沢山あります。ナメロウのように田舎から都会に就職した場合、定年まで勤める方が珍しいです。
本当に、乗ったら最後めったに外れないレールなんてあるのだろうか?
レール沿う沿わない関係なく一生働かないといけない時代
定年を迎えると会社を退職する事になります。しかし人生の終点はまだまだ先である事が多いと思います。
そうすると、レールから外れて生きる事になります…まだまだ生きていかないといけません。
当然それからもお金が必要ですが、それまでに十分な蓄えを準備できているとか、莫大な退職金をもらえるとか、または不動産や株など十分な不労所得をもたらすほどの資産を形成できているとか…そんな方ばかりではないでしょう。
現在年金の受給年齢は65歳ですが、いずれ70歳に引き上げられるでしょう… 今18歳の若い世代が受給できる年金額はいくらなのでしょうか?
つまり、結局その時に ( 定年を向かえる前に ) レールから外れた後の生活の仕方を模索することになります。
今や、特に若い世代は一生働くことを視野に入れないといけない時代です。
…と言うより、一生なんらかの形で収入を得る術を模索しないといけないのでしょう。
みんな同じなんだと思う
多分、誰しもが同じ様な境遇にいて、なんとなく気がつかないふりをしているだけの様な気がします。
レールに乗っても茨の道。いつ脱線するかわかりません。それが人生の終点までに続いているわけでもない。
ならば、最初からレールに沿わない生き方を模索するのは全然ありでしょう。
そして、誰しもが彼と同じ様な決断に迫られる時が来るのでしょう。それが起業する事かどうかは別として。
まとめ!
まあ、ナメロウは18歳の彼のこと…勝手ですが応援しています。
彼の意識として「レールに沿ったつまらない人生」…と言うところで足元をすくわれやしないか心配という部分もありますが、もし足元をすくわれたとしても、失敗したとしてもやり直せば良いじゃないですか。
そして20代で得るものがなかったとしてもナメロウよりはまし!と先に書いた通りです。
本当に思っています、大丈夫です!
ナメロウでした!