ナメロウです!
今日も Raspberry Pi シリーズの続き OS Raspbian のインストールです。
Raspbian インストール方法は大きく2つの方法があります。
- NOOBS ( New Out Of the Box Software ) と呼ばれる OS インストールマネージャーを一旦SDカードに書き込んで起動し、改めて Raspbian をインストールする
- SDカードに Raspbian のイメージを直接書き込む
今回は手っ取り早く「SDカードに Raspbian のイメージを直接書き込む」やり方にしました。
操作は主に Mac を用いますが、Windows でも同様な操作は行うことにまりますので、ご参考になればと思います。
目次 - タップでジャンプ!
Raspbian のダウンロード
Raspbian のダウンドードですが以下 Raspbin 公式サイトは海外にあることからダウンロードに時間がかかってしまします。
ですのでここは日本のミラーサイトからサクッとダウンロードしてしまいましょう。
ミラーサーバは ftp.jaist.ac.jp ですが、Raspbian の格納先のパスは以下の配下です。
ただし、その下にたくさんファイルやイメージがあり、Raspbain のイメージファイルと言ってもどれを落とせばいいやら…
ここは、2017/12/28 の時点での Debian GNU/Linux の安定版ディストリビューションである 「stretch」に相当する 以下Raspbain を落とすのが吉でしょう。
ダウンロードファイルは任意のフォルダに置いといてください。
Rasbian イメージの書き込み
次にダウンロードしたファイル “2017-11-29-raspbian-stretch.zip” をSDカードに書き込みますが、それには手順というものがあります。
SDカードのフォーマット
最初にSDカードをFAT32でフォーマットします。
MicroSDカードをUSBアダプタにセット
USBスロットに差し込みます
ディスクユーティリティを開きます。
この上の方なのだがサイズからなんとなく選ぶしかないと思われます。
「消去」アイコンを押下し、フォーマットに MS-DOS (FAT) を選びます。「消去」をクリック。
消去 ( フォーマット ) が終わるとこんな画面が表示されますので「完了」をクリックします。
デバイス名の確認
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次にターミナルを起動し、SDカードのデバイス名を確認しましょう。
$ diskutil list と実行します。
$ diskutil list /dev/disk0 (internal, physical): #: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER 0: GUID_partition_scheme *121.3 GB disk0 1: EFI EFI 209.7 MB disk0s1 2: Apple_CoreStorage Macintosh HD 120.5 GB disk0s2 3: Apple_Boot Recovery HD 650.0 MB disk0s3 /dev/disk1 (internal, virtual): #: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER 0: Apple_HFS Macintosh HD +120.1 GB disk1 Logical Volume on disk0s2 196204FF-3FC1-44AB-A81A-61D5EB9084F4 Unencrypted /dev/disk2 (external, physical): #: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER 0: FDisk_partition_scheme *2.0 TB disk2 1: Apple_HFS Elements 2.0 TB disk2s1 /dev/disk4 (external, physical): #: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER 0: FDisk_partition_scheme *16.1 GB disk4 1: DOS_FAT_32 R 16.1 GB disk4s1
これで、デバイス名が “/dev/disk4” とわかりました。
注意!
ここでデバイス名を間違えないで下さい。
この先の操作で、誤ったデバイス名にRasbian イメージを書き込むと、最悪Mac が起動しなくなる可能性があります。
SDカードのアンマウント
一旦SDカードをアンマウントします。
$ diskutil unmountDisk /dev/disk4 Unmount of all volumes on disk4 was successful
Rasbian イメージの書き込み
いよいよ、Rasbian イメージファイルを SD カードに dd を用いて書き込みます。
下の通り、先ほど確認したデバイスファイル名 “disk4” の頭に “r” をつけて “rdisk4” として実行します。
sudo dd if=2017-11-29-raspbian-stretch.img of=/dev/rdisk4 bs=1m
ちなみに、以下のオプションはいずれもSDカードへの書き込み速度を早くするためです。
- “disk4” の頭に “r” をつけているのは RAW デバイスファイルアクセスとするためです
- bs=1m オプションは、書き込み時のブロック数を 1m とします
書き込みが完了するとプロンプトが戻ります。
およそ 10分ほどで書き込みが終わると思います。
今回購入した物品
今回購入した Raspberry Pi と周辺機器についてリストアップしておきます。
kksmart Raspberry Pi 3 Model B ラズベリーパイ 3 モデル B コンプリートスターターキット
Eyoyo 10インチモニター 液晶画面 BNC/AV/HDMI/VGA 1280×800
サンワサプライ 英語配列USBスリムキーボード/テンキーなし SKB-E3U
ELECOM マウス 有線 BlueLED 5ボタン Sサイズ レッド M-XG4UBRD
まとめ!
今日はここまでですね。
次は、いよいよ Raspberry Pi の組み立て〜起動、そして初期セットアップになると思います。
ゆっくりやりましょう。
ナメロウでした。