2016.11.4 追記
ナメロウです!
さて、来たる10月27日!カリフォルニア州クパチーノにて Appleスペシャルイベントが開催されます。
うわさでは、新型 MacBook Pro 、MacBook Air そして iMac が発表されるとか。
ナメロウが現在使用しているマシンは、MacBook Pro 2013 late … ちょっと旧型になってきましたこともあり、新型 MacBook Pro!楽しみですねー
今回はAppleスペシャルイベント、そして期待の MacBook Pro について書いてみたいと思います。
目次 - タップでジャンプ!
Appleスペシャルイベント「hello again」
「hello again」とな?ビートルズ?
「hello again」ってビートルズの曲の「hello again」でしょうか?
ビートルズと言えば、かつて Apple は英国のビートルズのレーベルである「アップル」と商標権をめぐって揉めたものです。2007年に一応の決着をみせ、その後ビートルズの曲はiTunesでも扱うようになったのも今は昔ですね。
今やAppleのイベントで曲名からタイトルが引用されるとは、隔世の感があります。
ナメロウも歳をとるはずですわ…
今回発表される噂のプロダクト?
今回のスペシャルイベントで発表されると噂されるプロダクトは以下の3つ!
- MacBook Pro
- MacBook Air
- iMac
MacBook Pro は 13インチ そして 15インチ がそれぞれリニューアル。MacBook Airの13インチも刷新!いよいよRetina Display が採用される線が濃厚です。
iMac はこれと言った情報がありませんが、おそらく 従来のUSBポートの廃止、USB-C ポートの全面採用となるとナメロウは予想します。
今回注目度が高いのは MacBook Pro !
今回注目度が高いのは、個人的にそして世間的にも MacBook Pro ! ですね。約4年ぶりの刷新となります。
様々なブログでそのスペック等が噂されておりますが、改めて纏めますとこの通り…
- 有機ELタッチバーの採用
- MagSafeの廃止
- バタフライキーボード採用
- USB-C一本化 複数ポート搭載
- 電源ボタンの物理キー廃止 Touch ID 採用
- さらなる小型薄型化
- トラックパッドの巨大化
- 複数のカラーバリエーション展開
- バッテリー駆動時間の増大
ほほう!これは楽しみだ!いいねー
フルモデルチェンジを機に買い換えるモチベーションキタコレ!来たよー!新しいMacBook Pro いいよー! …
有機ELタッチバーって何?必要?
と興奮気味に語っておりますが…しかし。言いたい事が一つ…
タイトルにもありますが、有機ELタッチバーって必要?はっきり言いますといらないと思うのだ。今回はこれが言いたかった。これを言うために投稿しました。今回の一番の目玉的な扱いとなっておりますが…うーん。
このタッチバーって、つまりは従来のファンクションキーのあった位置に横に長い有機ELタッチディスプレイを配置し、出力/入力ともに汎用的に使える様にしようという事ですね?
イメージとしては、アクティブになっているアプリケーションに応じて表示されるアイコンが動的に変更され、所定のアイコンをタッチする事でファンクションキーの代わりになる…おぉ。素晴らしいイノベーション!
また、アプリケーションの何らかのステータスを表示する事も可能。と、なんか凄い事になりそうです。いかにもカッコ良いですね!
その発想は良い!…良いのかな…
いや、ナメロウはそんなのいらないと思うわけですよ…はっきり言って。
それにはいくつか理由があります。
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タッチバーがいらない理由
そもそもファンクションキー自体なくても良いと思う
タッチバーってファンクションキーの置き換え/拡張であると思いますが、そもそもファンクションキーってなくても良い。いや!ない方が良いと思ってます。( 個人的に )
だって…使わないでしょ?絶対にファンクションキーを押下しないと不可能な操作ってありました?
その昔、マッキントッシュに付属していた、標準ADBキーボードにはファンクションキーなんてなかったです。当時なーんの不足もなかった。( 拡張キーボードにはついてました )
確かファンクションキーが標準キーボードに付く様になったのは、ボンダイブルーのiMacからだと思います。その時もなんか違うなと… なんかファンクションキーってPCの文化ってイメージがあったんですよね。その昔MS-DOSマシンではいろいろと駆使していたような… ( 一太郎とか… )
Macを使うようになりまして、そのキーの少なさ、配置のシンプルさ使いやすさに驚いた… ボンダイブルーのiMacでファンクションキーが採用されてキーボードを見て、なんだか逆行してるなと…その時は思いましたね。
一方で フォトショやイラレなどの画像系のソフトや、DAW系などのヘビーユーザーはファンクションキーを駆使する必要がある現実もあります。
ですが新しい操作体系を示すという意味では、アップルらしくファンクションキーの廃止、全く別の代替え操作を提供して欲しかった。
キーボードからファンクションキーがなくなり、キーが5列になればどんなにスッキリすると思いませんか?
切り捨てろよ
Apple だったら上にも書いたとおり、ファンクションキーを切り捨てる選択もあったろうに。
FDを切り捨て、そしてADB、FireWire、有線NIC、光学式ドライブ、さらにiPhoneではアナログイヤホン端子まで廃止にしました。
…ファンクションキーも廃止しないの?え?廃止せずに拡張しちゃうの? Appleならそこは切り捨てるとこでしょうが。
ファンクションキーがなくなれば、その他のキーが大きくできるじゃないですか? もしくはトラックパッドも大きくできる ( これに関して、今回大きくなるみたいですが… )
依存するハードを増やしてどうする
依存するハードを増やしてどうする? ってところですね。
まず MacBook Pro からタッチバーが採用されるとして、Macintosh と名のつくラインナップはまだまだあります。今回刷新されるMacBook Air や iMac はどうなのでしょうか? 無印MacBookも今年刷新されたばかり。サードパーティー製品はどうするのでしょうか?
周辺機器はサードパーティ製品を使用している方も大勢いらっしゃいますし、プロフェッショナルとしてMacを活用している方こそサードバーティ製のキーボードなどを使用しているケースも多いのではないでしょうか? ( コスト的にも )
3系統の MacBook シリーズ 、 iMac または Mac Pro で使用する Apple 製のKeyboard、 そしてサードパーティー製のキーボードまでタッチバーが搭載されないと、アプリ開発側も本腰を入れて対応しないと思いませんか? 特にファンクションキーを多用するアプリほど対応を送らせざるを得ない様な気がします。
それまで相当時間が必要ではないでしょうか。
疲れるだろう?
パソコンを ( Macを) 快適に使うには以下の二点が重要です。
- 手の動きが少ないこと
- 目線の動きが少ないこと
手の動きが少ないこと
手の動きが少ないことに関して、マウスは本当に使いにくい、疲れる。キーボードからいちいち手を離して目の隅でマウスを探して…って動作が億劫。キーボードから手を離すってことは一瞬でも思考を妨げるんですよ。
その点、MacBook のトラックパットは素晴らしい。全然手の動きが少ない。マウスを探さなくて良いですからね。
Macの大きなトラックパッドがある限り、絶対にMacを使い続けるしかないってほどのしろものです。
今回のMacBook Pro の刷新で、このトラックパットがさらに巨大になるなら大歓迎ですね。
目線の動きが少ない事
一方、この目線の動きが少ないことがポイントで、タッチバーって最悪じゃないでしょうか?
だってディスプレイからキーボードに目線を移すことになります。焦点距離も変わる… アプリケーションごとにキーの意味合いも違う…押したいキーを探さないといけない…疲れるなこれは、明らかに。
MacBook Pro は当然ディスプレイのすぐ下にファンクションキーの位置がくるわけですからそこまででもないかもしれませんが… デスクトップでタッチバーが搭載された Keyboard を使用すると考えると、大きな目線の移動、大きな焦点距離の変更が必要です。
ディスプレイが大きくなればなるほど顕著です。
さらに従来のファンクションキーと異なり、ハード的にセパレートされたキーではなく、一枚のタッチディスプレイの任意の位置に何らかのキーがアプリケーション毎に自由に配置されるんですよね。
ならば、これまでの様に目の隅で、手探りでキーを探すわけにはいかない。手元のタッチバーを見つめる必要がある。ヤバい!まじで!
まとめ。
総合すると本当に有機ELタッチバーなんて搭載するのだろうか?と思うわけです。
とまあ、苦言を呈した形ですが、ナメロウの個人的な思いですし、新しい価値観やユーザーが思いつかない様な操作体系を指し示すのもそれはそれでAppleですからね…
10月27日(日本時間28日午前2時)スペシャル・イベントの模様は、いつものようにストリーミング配信されるとのことです。
それまで全員全裸待機!
いえ…刮目して待ちましょう!
ナメロウでした!
2016.10.30 追記
10月27日(日本時間28日)予定通りアップルスペシャルイベントが開催され、新型 MacBook Pro および タッチバーについての発表がありました。想定どおりとはいえ、やはりタッチバーはリリースされてしまいました。
発表後に明らかになった事を踏まえて、新型 MacBook Pro および タッチバーについて思う事を投稿しておりますので、よろしければご参照いただけると嬉しいです。

2016.11.4 追記
タッチバーの件もさることながら、ディスプレイの開閉・電源アダプタの接続により電源がONとなる仕様変更についても考えざる絵を得ません。以下投稿をしておりますので、合わせてご参照下さい。
