もうすぐ4月。
4月は進級、新入学の季節ですね。
進級、新入学に合わせてピアノなど楽器を始めるお子さんも多いと思います。
昨今小さなお子さんが、いろいろな楽器を習ってます。
その中でもピアノから楽器を始めるお子さんが今でも多いでしょう。
うちの子 ( 現在小学2年生男子 ) も小学校に入学してからピアノを始めました。もうすぐ2年になりますね。
ところで楽器の練習にはメトロノームが欠かせません。
メトロノームには機械式 ( アナログ式 )と、電子式がありますね。
こんな親御さんも多いのでは無いでしょうか?
我が家では電子式のこちらのメトロノームを選びました。
こちらのメトロノーム買ってみて、使って見てとても満足でした。
今回は、このおすすめのメトロノーム KORG KDM-3 を詳しく紹介します。
目次 - タップでジャンプ!
機械式より電子式を選んだわけ
最近は Amazon などのショップで、機械式のメトロノームをお値打ちで購入できます。
こちら YAMAHA 製のメトロノームが、3千円と少々で買うこともできます。
また、予算が2万円ほどありましたら、こちらの様な高級感のある家具調の機械式メトロノームもあります。
アンティーク調の格調高いデザインが魅力ですね。ぜひ使ってみたくなります。
そして、機械式の良さはその音色です。正直言いますと機械式のメトロノームの購入も考えていたのです。
機械式のデメリット
機械式のメトロノームは、機械式のアナログ時計と原理的に同じ仕組みです。
そして機械式の時計は本来高価なものです。
3千円前後の機械式メトロノームは、それなりの精度のものと考えるべきでしょう。
また、メトロノームはピアノの上に設置して使う事が多いです。
メトロノームをうっかり落としてしまった場合、それ以後正確なリズムが刻めるかどうかは保証されません。
特に小さなお子様のいる家庭では注意が必要です。
電子式メトロノームは丈夫で実用的
一方、電子式であればもし落としてしまう事があっても、音が鳴りさせすれば、リズムの正確性が失われる事はありません。
あくまでピアノの練習用に使うものですので、実用性にこだわり電子式を選びました。
電子メトロノーム KORG KDM-3 の外観
今回紹介するメトロノーム KORG KDM-3 は電子式の信頼性に加え、アナログ式の落ち着いたデザインを継承しています。
電子式メトロノームのちょっと安価なイメージが全然ないんです。
ピアノの上においても全く違和感ありません。
また、このサイズ感、大きさも絶妙なんです。
もっと大きいサイズを想像していましたが、この通り手のひらに乗るサイズ。
機械式のメトロノームのように、上から下に向かって台形の形です。
そしてこの特徴的な形状が、安定感を高めています。
安定感抜群で、演奏しながらテンポ調節を行うことができるほど安定感があるんです。
一倍大事なテンポ調整は、この大きいつまみでコントロールすることができます。
通常の電子メトロノームでは、この部分が押下式のボタンになっていて、アナログ感がないものが多いのです。
KORG KDM-3 では、丸いつまみを左右に回すことで、アナログ的なテンポ調整が可能。
ここも大きなポイントですね。
電子メトロノーム KORG KDM-3 選べるカラー
選べるカラーは以下の三色
- ブラッック
- ホワイト
- ウッドフェイス


特にブラックは、ピアノのカラーにマッチしていて、安っぽさがありません。
ホワイトも捨てがたいですし、ウッドフェイスも、アナログ調のイメージで良いですね。
電子メトロノーム KORG KDM-3 の使い方詳細
電子メトロノーム KORG KDM-3 の使い方を見て見ましょう。
電源を入れて、上部のボタンを押すだけ。
当然他にもいろいろな機能がありますので、随所に配置されたボタン類を使いながら順に説明します。
向かって右側側面
向かって右側の側面はこの様になっています。
- ボリューム : 単純に上に回せば音量が上がり、下に回せば音量が下がります
- イヤホンジャック : イヤホンジャックがありますが、あまり使う機会は無いでしょう
- STANBY / ON ボタン : 押すことで電源が入ります また電源を切る時は長押しをします
- TIMER ボタン : TIMER ボタンを押すと設定した時間だけメトロノームを鳴らすことができます
- VOICE SELECT ボタン : メトロノームの音を8種類から選べます
- SOUND ボタン : SOUNDボタンを押すと、楽器チューニング様のサウンド音が出力されます
“4. TIMER ボタン” から詳細を確認しましょう。
TIMER ボタン
このように全面のノブでメトローむを鳴らす時間を調整することが可能です。
おおよそ一曲分のながさだけ、メトロノームを鳴らすなど、使い方は工夫次第ですね。
VOICE SELECT ボタン
以下、8種類のメトロノーム音がプリセットされています。
- 機械式メトロノーム
- クラップ
- 電子音(PULSE)
- スティック
- カウベル
- リムショット
- クラベス
- ボイス(女性の英語)
以下、サンプル動画となります。
SOUND ボタン
ピアノではあまり使いませんが、管楽器や弦楽器などチューニングが必要な楽器のガイド音を出すことが可能です。
つまり、いろんな楽器の練習に対応しています。
上面にある2つのボタン
上面に配置されている、2つのタップボタンを見てみましょう。
向かって右が、ON / OFF ボタン。
タップすることで メトロノームの ON / OFF ができます。
大きめのボタンになっています。これが使いやすい。
向かって左は、タップ式のテンポ指定ボタン。
リズミカルにタップを繰り返すことで、テンポを調整する事ができます。
これなら音楽を聴きながら、タップすると、弾きたい曲のテンポがわかりますね。
そしてそのテンポでメトロノームを鳴らしてくれます。
これもとても便利!
ボディー前面・液晶画面/ボタン
- 液晶画面
- TEMPO/CALIB ダイヤル
- BEAT/NOTE ボタン
それぞれ詳細を確認します。
液晶画面
液晶画面を確認しましょう。
- メトロノームのテンポ : テンポが bpm ( beat per minutes) で表示されます
- ビート : 4/4 3/4 など拍子 ( 分子部分 )が表示されます
- メトロノーム音 : VOICE SELECT ボタンで選択したメトロノーム音が番号で表示されます
- 拍表示 : 拍子の何拍目かがリアルタイムで表示されます
モノクロ液晶ですが必要にして十分です。視認性も良いと思います。
TEMPO/CALIB ダイヤル
特徴的なのが、このメトロノームのテンポを決める大きなダイアル。
テンポは 30bpm から 252bpm までを自在に指定することが可能です。
また、SOUNDボタンを押した際に、音の高さを調整することができます。 ( 楽器チューニングで使用します )
BEAT/NOTE ボタン
ここが肝心ですが、拍子は19種類から選べます。
拍子は 0~9拍子、そして2連符や3連符、3連符中抜き、4連符、4連符中抜きが指定可能。
そして、ソン・クラーベ、ルンバ・クラーベなど、特殊なリズムもプリセットされていて、様々なジャンルの音楽の練習に対応しているのですね。
また、SOUND ボタンを押した際に、、チューニングしたい音名を設定することが可能です。
向かって左側側面
こちらにはボタンやスイッチはなく、音楽用語で使われる速度標語に対する目安となるテンポ数が表記されています。
例えば楽譜にテンポ表記がなく、たとえば「ANDANTE(アンダンテ)」など速度標語だけ書いていた場合、bpm を100ぐらいにすれば良いことが一目瞭然。
空いたスペースを無駄なく使っています。
電子メトロノーム KORG KDM-3 のまとめ
一般的な電子メトロノームは、液晶画面もボタン類が、前面に集中しています。
一方 KORG KDM-3 は全体が立体的に設計されており、非常に操作が分かりやすい。
一曲を練習するとして、ボディ上面の、ON / OFF ボタンしか使わない場合が多いでしょう。
もうちょっとテンポを遅く、早く、といった場合も、前面の大きなダイアルを回すことで簡単に調整が可能です。
ピアノを弾きながら、片手で操作するなんてことも少し慣れれば可能です。
この商品が生産中止になったらちょっと困ると思ってしまうぐらい気に入ってしまいました。
このメトロノームなら、お子さんの練習もはかどることでしょう!
さて、ウチのコ ( 小2男子 ) もピアノを始めてはや2年になろうとしています。
ピアノを習っていらっしゃるお子様方、みなさんはどれぐらい練習されているのでしょうか?
…ウチのコ、全く練習しません。
もうやめさせようかと思うことが何度もありますが、本人自身はピアノをやめたくはない様子…
なら、もっと練習したら良いのに…と思います。
でも男の子のピアノはこんなものらしいですね。才能がある子は違うのでしょうけど。
ま、長い目で見守りますか…
すし☆なめろうでした!